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株の配当ってどんな感じ?

さてさて、お久しぶりです。

あかん、これじゃ死ぬゥ!な日々も少し落ち着きを取り戻し始めてきました。
最近は割と(週1~2日)休みが多いのを良いことに、色々調べたりロマサガRSやったりしてます。懐かしさから始めたけどロマサガ飽きてきたな...周回しかしてない。ハムスターかな?

で、この株価の上下の最中、実際投資を始めて思った事は『淡々と買っても面白くない』って事ですかね。
いつ上がるか下がるかわからないような状況が続いてます。もし何年も横ばいしかしなかったら買うだけ無駄になりそうな気がしてくるのです。
実際は積み立て買いしてるので下がれば下がる程、平均取得価格が下がるのでプラスに転じやすいのですが。ただお金が増える実感が乏しい。
更には楽天さんからポイント貰ったりしてるので僅かながらプラスは確保出来ています...それでも不安は残るもの。

ということで、配当有りの株でも買ってみようかと考えてます。長期保有しても問題ないし、米国株一強時代からちょっとした転換期でも有りますしね。

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配当金とはなんなのか

配当とはざっくりいうと株を購入してくれたお礼ですね。
企業によって差異は有りますが、配当金や優待等で株主へ還付することを目的としています。ただし、企業によって有無が別れます。
株を持っていると何故配当が発生するのか?ですが、株は一種の出資金です。株を売り出すのは事業を新しく始めたり、経営状態を良好にする為のものです。
企業は出資元に対して還元を行う為に配当金や優待を行う(インカムゲイン)、もしくは経営状態を良好にする事で自社株の価値を上昇させて株主の資産価値を上げる(キャピタルゲイン)ことで株主へのお礼している訳です。

また、株とは会社の価値を切り売りしているものですから余りに売り出し過ぎると株主に経営権を握られてしまいます。
例えば、同業他社や別企業が株主から大量に株を買い上げた場合、最悪企業買収に繋がります。株式取得の買収によるM&Aというものですね。
そうはならないように配当金や優待を付けておけば、株が一局に集中しづらくなります。つまり、M&A対策としても有効なのです。

配当の目安

日本の平均でいうと株価の約2%程度の利回り。参考までに平均では米国が2%下回るようです。まぁ、米国は配当が有る企業が大量に有る上、10%台もかなり有りますし。
そもそも米国では何十年と増配を続けている企業が多く、リーマンショックの大きな赤字が出た際でも増配していたとの話があります。
株主に対する姿勢の現れでしょうが、リストラしながら増配をするというのも凄まじい...アメリカのビジネス観がよくわかる内容ですね。
ちなみに日本では利回り10%越える企業は極小数です。米国ではわかりませんが、日本では配当に対して企業側の節税効果はありませんから、配当はそのまま赤字に転じます。

さて、折角だから割りの良いお得な配当を受けたい、というのは当然有ると思います。基準として見るものに配当利回り配当性向の二つがあります。

配当利回り

配当利回りとは、現在株価に対して配当金がいくら貰えるのかを判断するものです。株価が安く配当が高いなら長期保有時にはキャピタルゲインインカムゲインの両方を期待出来ますね。
配当が出る企業は1株単位でいくらの配当金を出すか、というのを表示していますのでそれを参考にしましょう。
例えば株価が1000円で1株10円の配当ならば『配当10円/1株1000円=0.01=1%』となります。株価が安い時に買えば長期保有時にはお得ですね。

配当性向

そして配当性向は当期純利益に対していくら程度の配当を割り振っているか、の確認です。
企業が配当を行う際はその期末の純利益から支払われることが多い為、純利益をどの程度消費しているかを確認出来ます。
しかし、配当が多いのは嬉しい事ですが、余りに利益を配当に回していたらその分企業が成長を止める事に繋がる訳です。その為、配当に回す金額が適正かどうかを判断する必要があります。
例えば当期純利益が1000万円で配当金合計が100万円なら『配当金100万円/純利益1000万円=0.1=10%』となり、株主には10%程度還元を目指しているということになりますね。
配当性向から分かることは株主への還元比率や企業の成長への意欲等。配当が無い、もしくは低ければ成長する為の投資を行っていると判断出来ます。
※必ずしも成長する為の投資を行っているとは限らない為、企業情報を確認する必要があります。

そして注意したいのは配当金がそのまま維持されるとは限らない点です。配当が企業の赤字に転じる以上、配当性向が良すぎると経営難の一因になりかねません。
配当は企業側の経営状態が反映されてしまう為、業績が悪ければ減配や無配にされてしまう事も考えられます。
今、利回りの良い株を購入したとしても将来的には配当が無くなってしまえば元も子もありませんし、何より配当が無くなった事で、投げ売りによる株価の大きな下落も有り得ます。

つまり、長期保有時には
・無配が無く、何年も安定した配当実績がある企業
・何年も増配を続けている企業
この二つのどちらかを満たしているものが好ましいと思います。更に出来ればこれらの利回りの良いものを探してみましょう。

安定した配当のある企業

配当があり、安定した配当金を支払っている、という意味では結構な種類があります。その中でも突出した安定感を持っているのは日本たばこ産業(JT)です。
メイン商品のたばこの伸びは規制により日本では売上が低調気味ですが、電子タバコの開発も行っている為徐々に復調すると思われます。また、海外の売上は比較的好調。
たばこだけではなく食品や医薬品と言った方面にも手を出しており、ディフェンシブな一面も強みの一つです。
更に、日本国内ではたばこの製造を唯一認可されており、『JT法』という法律によって守られている(かは微妙だけど)為、潰れる心配が無い企業と言えます。
最近は嫌煙の流れが有りますから何かあればすぐ叩かれる企業ですが、配当利回りも4%オーバーを堅調してますし株を持ってて損は無いと思われますね。

他にも連続増配では20年以上続けている花王やそれに追随している三菱UFJリースKDDI等も有ります。どれもこれも規模としては大きな会社ですね。
ただ、増配していても決して利回りが良い、というわけでは無いので注意が必要です。増配するということは売られづらくなりますから株価は上昇傾向となりますからね。
それらを踏まえて、購入する必要があります。
個人的に注目しているのは三菱UFJリースですかね。グループ規模の多さ、海外にもそこそこ強いと人気のある銘柄です。後は変動が有りますが伸び代の有りそうな東海東京ホールディングスも良さそうな気がします。

配当金は税金が掛かります!

配当金には税金がかかります。株の売却時と同様、20.315%が徴収されてしまいます。

upupboo.hatenablog.com

折角長期で持つ予定なら徴税されないNISA口座の活用はしたいところですね。最大5年というのがネックですが、積み立てNISAだとまず株を買うこともできませんし...
そしてNISA口座には年間120万円という上限もあります。利回りが3%なら5年の間、年間36000円(5年後に通常口座移管なら約28686円)不労所得が増えていきます。
NISAが今後どうなるかは不明ですが、継続するなら是非活用してほしい手段の一つですね。

最後に

当然ながら買った株が価値を減らしてしまう可能性もありますし、その会社の業績を吟味しなければいけません。
一時的な上げ下げはともかく、トラブルや無配に変更等、危険だと判断した場合はすぐ動かないと資産価値の下落は非常に大きなものとなりかねません。
放置して結果を出せるのは大きいですが、余りに無関心でいると、気付いたら資産が大きく目減りしてる、なんてこともありますから。出来る事ならリスク分散の為にも複数に分けたいですね。

配当の有る株を買えば年収を増やせる、なんて話でした。なんかのお役に立てれば幸いです。

ご精読ありがとうございました。

宜しければお願いいたします。
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