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投資するならクレジットカードを活用しよう

最近はクレジットカードと投資が密接な関係になってきていますね。日々のお買い物から得られるポイントを投資に回せたり、投資信託購入時のポイント還元も有ったり。

特に楽天インヴァスト証券SBI証券等、証券会社がイシュアーとして作ったカードは証券口座や銀行口座としてもお得になる為、取っといて損は無い、というか取っておかないと損をするレベルまであると思います。

もし、これから始めるならついでに取ってみてはいかがでしょうか?

 

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エポスカード楽天カード

 

一番手っ取り早い『投資をしたときにお得な特典のある』クレジットカードのお話です。最近注目されているエポスカード楽天カードに関しての話になります。

今年の中頃、OIOIエポスカードが衝撃的な告知をしました。新しく丸井グループのtsumiki証券を立ち上げるにあたり、投資信託商品をエポスカードのショッピング枠を使った購入が最大月5万円まで可能になるとの事でした。

この仕様は日本で初、更に投資した金額に対し、0.1~0.5%の還元(保有年数により0.1%ずつ上乗せ。最大五年で0.5%)という割りと太っ腹な案件で、結構話題になったのです。そりゃもう即決でtsumiki証券で始めようと思いましたよ。エポスカードも思いきった事するなーと。

ところが、その数週間後に楽天がtsumiki証券を潰しに対抗してきました。H30.10.27より楽天カードでもショッピング枠を使って楽天証券投資信託商品を購入する事が出来るようになったのです。しかも条件だけ見るならtsumiki証券より上の購入金額の1%還元で、元々ポイントで投資商品を購入可能。その為、ポイント分合わせると月単位で最大50500円が投資可能になりました。

因みに今までも投資、株商品の楽天カードによる引き落とし合算は行っていたのですが、ポイントは付かず引き落としのみ。今回の発表により私は楽天の、いや楽天様の犬になることを誓いましたとさ。

 

さて、じゃあここでエポスカード楽天カードのメリットとデメリットを並べてみましょう。

エポスカードのメリット

・年会費無料

・10000店舗の優待(ピンキリ有) 

・ポイント還元はOIOI利用で200円2エポスポイント、それ以外の一般加盟店は200円1P(リボ払いにすると0.5P、翌々月分をリボ払いにして増額払いすれば手数料0円)

電子マネー楽天Edyモバイルsuicaスターバックスプリペイド対応(チャージ可能、ポイント還元有)

・ゴールドカードはインビテーション有りなら無料。ゴールド、プラチナ特典『選べるポイントアップショップ』で指定の3店舗の還元率を3倍(200円3P)に可能。

・ゴールド、プラチナカードは年間利用金額に対してボーナスポイント付与

・海外旅行傷害保険付(自動付帯保険)

・ポイントは1P=1円としてプリペイドにチャージしてどこでも使える為、汎用性が高い。

エポスカードのデメリット

・還元率はそんな高くない(選べる~が使えるゴールド、プラチナは汎用性は高いが)。OIOI以外の物販なら他のカードでも良さげ。

・国際ブランドはVISAのみ。

・ショッピング枠の増枠申請は出来ず、自動増枠か一時的な増枠のみ。

・ポイント付与が200円単位なので200円未満は切り捨てされる

 

楽天カードのメリット

・年会費無料

楽天市場を含む楽天でのサービスにおける様々な還元措置

・一般加盟店では月間利用金額の1%還元(100円に付き1楽天スーパーポイント)、SPUや街(楽天ポイント加盟店)キャンペーン等大規模還元も有り

電子マネー楽天Edyのみ対応

楽天スーパーポイントで投資商品の購入が可能。楽天市場や様々なシーンの購入でも1P=1円として使用可能

・国際ブランドはJCB、VISA、Mastercard、AMEXの四点から選ぶことが可能

・VISAブランドに限り他のブランドとの二枚持ちが可能

・キャンペーンが把握しきれない程に豊富で、ポイントの取得方法が様々有る為集めやすい。 

 楽天カードのデメリット

 ・海外旅行傷害保険は利用付帯(現地までの移動にカードを使った場合に保証。カード会社によって一部もしくは全部利用の規定がある)

・キャンペーン応募に付属するメルマガが多く正直見てられない。多い日は1日30~40件近く送られてくるし、必然的に見逃す内容も出てくる。

楽天カードに対する評判の悪さ(実際一年近く使っていますが、巷で聞くような事は今の所特に無いです)

 ・電子マネー対応がほぼ出来ず。唯一の楽天Edy楽天カードから直接チャージで0.5P+楽天Edyを使用で0.5Pの計1P還元。キャンペーン時以外は使う場面が無い...

 

代表的なのはこんなところでしょうか。他にも微細な所でのメリット、デメリットは有りますが、追及し過ぎて脱線しそうなのでこの辺りで。

 

 

tsumiki証券と楽天証券

 

続いてtsumiki証券と楽天証券の違いになります。購入は上記の通りで両社とも月5万円まで購入可能です。しかし、取り扱い商品に雲泥の差が有ります。

tsumiki証券→投資信託4件のみ

・内訳

セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド(アクティブ型)

セゾン資産形成の達人ファンド(アクティブ型)

コモンズ30ファンド(アクティブ型)

ひふみ投信(アクティブ型)

 

対して楽天証券投資信託や海外株式まで取り扱いが豊富で数千件レベル

 

全く比較にならないレベルですが、一つだけ優位点が有ります。

セゾン投信の扱っている商品を購入出来る、って所ですね。セゾン投信は基本的に直販のみとなっていますが、tsumiki証券では例外的に取り扱われており、また商品については非常に高く評価されています。

特にセゾン・バンガード・グローバルバランスファンドは株式50%債権50%の比率で景気の良し悪しに強く、他社のバランスファンドと比べてもリスク軽減を重視した先進国債権を中心に取り扱っています。2007年の立ち上げから順調に資産を増やし、今や1500億以上の大規模ファンドとなっており、こういった経験を積んだ投資信託は長期投資をする場合は手堅い一品として重用されますね。

しかし、手数料がやたら高く0.6~0.7%程度という数値...ファンドオブファンズという『投資信託に投資する投資信託』という形式なので致し方ない部分でも有りますが、それでも他社と比べて割高感は否めません。また、投資先がローコストファンドで有名なバンガード社の商品への投資ですから余計でしょうね。

それでも尚、手数料を差し引いたリターンが他社の同じような株式50%債権50%同形式ファンドの商品と同等、もしくは上回っているから凄い話です。特に今のような株安で不安定な情勢では強みです。勿論影響を受けますし、減ることは減るけど下げ幅が低い為大きなマイナスになりにくい事、保有の判断に余裕を持つ事が出来る点が評価として大きいと感じます。

因みに他の証券会社でもセゾン投信自体は扱っていますが、基本idecoのみです。 60歳になるまでは売却が出来ない商品になってしまう為、注意しましょう。

利便性で言えばそりゃもう楽天証券一択です。選択肢は大事。

ただ、セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドの印象は『中リターン低リスク』、堅実に行く場合のリスクヘッジとして投資の一部に組み入れるにはいいんじゃないでしょうか。

 

 

という訳で投資に関わるクレジットカードを取るにしても色んな選択肢が有り、その一例を紹介させて頂きました。 特にこの2枚のカードはハードルが低めな印象で割りと簡単に取れる方じゃないかな?と思われます。投資の意味合い以外でも使い道が多いカードでも有りますから、割りとオススメです。

因みにどっちを取るべきか、という点に関してですが

どっちも取っとけ

 という結論です。比較はしましたが、要は足りない部分は他のカードで補いましょう、という話な訳で。何せ年会費無料だしね。(使いすぎたりキャッシングやリボ払い以外は)取って損は無いですよ。

因みにクレジットカードはポイントサイトで取ったり、各社が行っているキャンペーンの最中に取るとかなりお得だったりします。人生において一回しかキャンペーンには参加出来ませんからよく吟味して取ると良いですよ。私は面倒くさがりなので手近にあったauWalletポイントプログラムから応募しました。ポイントは現金の様に使えるのですから多いに越したことはありません。

 

ご精読ありがとうございました。